感想なんてない

仮面ライダーやらを適当に

「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」の感想を【ネタバレ有り】で話す

インターネットの皆さんこんにちは

サトウ=スズキです。サトウ=suzuki (@satohsuzukinon) | Twitter

このブログは仮面ライダー玩具のレビュー、
仮面ライダー本編の感想を垂れ流しているブログになってます。

2021年になっての初更新という事で、これからも細々とブログ更新していきますので、よろしくお願いします。(懇願)

 

今回はタイトルのとおり【劇場版仮面ライダーゼロワン】についての感想をぶちまけていこうと思う。

 

無事に公開された「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」

例のウイルスにより製作にバチコリ影響を受けた仮面ライダーゼロワンだったのだけれど、あの最終回に今回の映画。「1年間ゼロワンを追いかけて良かった」と心から思える程、マジで最高だった。

今作のあらすじを雑に書くと、魔剣伝説兄貴演じる「S」率いる謎のテロリストと本編の活躍から3ヶ月経過した仮面ライダー達が戦うというもので、その各所に本編中にオタク達が求めていたものが詰め込まれていたと感じる。最たる例は「S、仮面ライダーアバドンの正体」が最たる例か。

 

人気故のトラブル

ご覧の通りである。

佐藤鈴木氏が劇場スタッフの方に不審者扱いされていた可能性が【FGOでpu星5鯖を引く】位の確率で存在していたとか、いないとか。

 

公開から1週間も経たずパンフレットは売り切れており、映画館まで片道2時間の私には絶望しかなかった訳だが、

そんな絶望を抱え迎えた2020年大晦日の夜、神が舞い降りた。持つべきものは遠方住みの友なのだ。謝謝茄子。

 

 

 

ここからはネタバレ有りで感想を書いていこうと思うので、ネタバレ嫌悪兄貴達は注意して頂きたい。

 

 

仮面ライダーエデンとかいうエモの怪物

まずはなんといってもメインの敵ライダーである【仮面ライダーエデン】

映画冒頭でいきなりゼロツーとの戦闘から始まるのだけれど、観てる側からするとエデンの強敵振りが一目で分かる演出になっていて、本編において無敵を誇っていた仮面ライダーゼロツーから【ベルトを剥ぎ取る】という展開がまさにそれ。

エデンの血液を使ったアクションが非常に特徴的で、物語の根幹にある「ナノマシン」が反映されている。デイブレイクで暴走したナノマシンによって恋人を失ったSが得た力としてはあまりにも皮肉すぎる。

アークが宿主によって形を変えるのと同時に姿を変えるアズもまた悪趣味の極みで、劇場版のラストシーンでSと遠野朱音がウエディングドレスで抱き合うのだ。もうお分かりの通りあのアズの黒いドレスは、、、。アズ恐ろしい子

閑話休題

物語の終盤Sの正体が明らかになり、その動機、目的が、電脳世界に復元した恋人に相応しい人間を【ノアの方舟】のごとく選別し、理想の世界を創る事であった。もはやエモの塊と化した魔剣伝説兄貴演じる一色理人。

そしてSを止める為にヘルライズキーで変身した社長との戦闘を最後に仮面ライダーの力を手放すのだった。

恋人の為にアークの力までも使って悪意の無い世界を創りだそうとする彼の目的は果たされなかったが、電脳世界で恋人と2人で幸せになって欲しいものである。

 

結局のところ、このデイブレイクの被害者である彼が一連の事件を引き起こした訳であるが、元を辿れば、今作で正義の味方ぽい立ち回りをしていた1000パー野郎が全部悪いので、早く逮捕した方がいいと思うのは私だけではあるまい。本来ならヒューマギアに拷問されたアキラ100%とは立場が逆だったのかも知れねェ…。

 

ヘルライズプログライズキーで変身する或人社長

本編では自分の悪意を制御出来ずに「仮面ライダーアークワン」として闇堕ちしたまま最終回に突入するというかなりイレギュラーな主人公となった或人。

アークワンの見た目もヤベーイ奴だが、コイツもヤバかった。その名も【仮面ライダーゼロワンヘルライジングホッパー】

使用するのは、物語の冒頭でSが社長から分取ったゼロツープログライズキーをサウンドジャッカーにぶち込み生成した世界を滅ぼす為のヘルライズプログライズキー。

そんなヤベー事に使われるはずだったプログライズキーを停止させる為、ストーリーの終盤我らが或人社長は変身するのだが、もちろん無事で済むはずはなく暴走してしまう。

その暴走する姿はこれまでのメタルクラスタや他の仮面ライダーとは全く違い、中の人の演技も相まってかなり痛々しいものになっていた。

  • 変身中ほぼ「壊れろ!」、「(エスを)壊せ!」しか叫ばない
  • 骨折した腕で殴り続ける、腕を無理矢理修復する

などなど「アマゾンズかな?」と一瞬錯覚するレベルであった。

特に腕を無理矢理修復するシーンでは、腕があり得ない動きをするのだがCGではなく、スーツアクターの縄田さんが実際に演じているとの事。もはや、凄いを通り越して意味不明の領域に達しておられる。

 

そんな危険なヤベー奴を止められるのはただ一人だった

イズ、変身。

仮面ライダーゼロワンファイナルステージで登場した仮面ライダーアークゼロワン。その変身者が意外にもアズだった様に、この「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」においてその意外な変身者は彼女だった。

最終回で復元された新イズ。3ヶ月しか経過していない世界観の為、シンギュラリティには至っていない等、旧イズとの違いが各所に描写されていた。

そんな中でも個人的に滅とのシーンが印象的だった。或人が1人敵の元へ向かった後、心配しながらも指示を守るイズに滅が「イズの意思を問いかける」というもので、42話との対比になっているこのシーンは感慨深いものがあった。

【旧イズと新イズ】との対話のシーンでは、新イズに旧イズのデータが統合された様な演出。本編でイズのバックアップは存在しないとされてあれだけ…。でも…めちゃくちゃエモかったのでOKです!(満足そうな顔をしながら)

 更にエモの塊でオタクメンタルをぶん殴ってきたのは、暴走するヘルライジングホッパーを止める為、イズ自身がゼロツーに変身しヘルライジングの必殺技を受け止めるシーン。

本編から続けて視聴しているオタクとしては、イズがボロボロになってまで或人を必死に止める姿がまるで42話の再現を観ているようで泣いたよね。

この映画の数ある見所の一つである「或人とイズ同時変身」。イズの変身ポーズこそ或人と同じだったのだが、それでもめちゃくちゃカッコいいのだ。

そしてリアライジングホッパーとゼロツーが並び立つと同時に処刑用BGMが流れるだが、それがなんとゼロワンとゼロツー専用BGMのミックスver.

更に仮面ライダールシファーを追い詰めたラスト2分に流れる【REAL×EYEZ】、最終回のセルフオマージュの如く画面を動き回るゼロワンとゼロツー。

まさに「この映画、オタクを全力で殺しに来てやがる…」この感想に尽きるよね。

全ての事件が解決した映画ラストシーン。

これからの或人とイズの関係が楽しみになると同時に「ゼロワン、これで終わってしまったか…」と切なくなる。そんな終わり方をするのが実にゼロワンらしいというかなんと言うか。

 

まとめ

という事で「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」の感想でした。

滅亡迅雷のメンバーのイケメン度がマシマシになっているとか、パンチングコングが活躍したとか、バイクに乗るバルキリーがもはやクウガだったとか、滅のビルから飛び降りながらの変身がヤバいカッコいいとか、いろいろ書けなかったものがあるんだけどこれで終わりにしたいと思います。

映画を観てから時間が経ってこの感想を書いているので、間違い等あればコメントして頂くか、そのまま胸に秘めて頂くと助かります。

 

以上佐藤鈴木でした。